寂照院

海印寺寂照院といい、弘仁10年(819)道雄僧都が創建した海印寺十院のうちのひとつ。 永禄11(1568)年9月27日、上洛した織田信長が西岡を制圧する際、ここで一泊したとの記録が残っています。

また、孟宗竹を中国から日本に初めて持ち帰ったと伝える「日本孟宗竹発祥の地」の石碑が建っています。

境内入口の仁王門には南北朝時代、康永3(1344)年造立の結縁勧進が行われた仁王像があります。 向かって右側にある阿形は像高2.41m、左側の吽形は2.39mで檜の寄木造です。

本堂には鎌倉時代の千手観音菩薩や平安時代の妙見菩薩、日本最古といわれる水子地蔵尊など多くの仏像が祀られています。 寂照院の奥には、古墳時代の後期7世紀初めに造られたと考えられる走田9号墳があります。

この古墳は地元有力者の墓と推定される円墳で、須恵器7点や家形石棺などが出土しました。石室は見学することができます。

トイレ有駐車場有公共交通機関

拝観時間 : 9:00〜17:00
駐車場 : P有り
その他 : トイレ有り

アクセス

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  • 所在地:長岡京市奥海印寺明神前31
  • 電 話:075−954-8100
  • 交 通:阪急長岡天神駅から約 2.2Km (徒歩約25 分)
    JR長岡京駅から約3.2 Km
    阪急「長岡天神駅」またはJR「長岡京駅」から阪急バス「明神前」下車徒歩5分

みどころ

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